承前 古代からの呼び声
いや、いつものリサイクルショップ巡りをしてたんですよ、はい。お察しの通りで、コリもせずクッソ安いジャンクなオモチャを探してたわけですが、そしたらですね、こんなもんがありまして。
ミクロマンコマンド1号、2号、3号、レディコマンド
ミクロマンコマンドのドを消すヤツは死刑とされている。ミクロマンコマン●
何度言ったら判る貴様!!
ガラスケースどころか床に直置きのザルカゴに、ビニール袋入りで雑な値段付いて雑に突っ込まれてましたが、よくよく見たら全部当時品じゃないですか。ビビりましたよええ。
しかしですな、実の所コマンドは復刻版を持ってるので、私的には不要っちゃぁ不要なのですが、実は最近、ドーしても気になる事がありましてですね、
「イヤー、当時品欲しいんだよナ~。しかし無理だよネ~常識的に考えて」
とか思ってたわけです。それがまさか1~3号+レディコマンドまでがイッキにまとめて目の前にスッ転がって来るとは…ヘソクリ吐き出すかどうするか、悩む事30分。←ケチだからな
スペクトルMX光線、受信しました!!
そんなわけで、今夜はミクロマンコマンドの深遠を覗く旅にご一緒頂きたいと思います。これもまぁ巡り合わせというか、タカラSFの神はどうしても私にイカレ仕事をさせたいのでしょう。さっきから土偶型の「プラの神」が、私に警告を発しているのです。
「こんどは… 青函トンネル!!」
第一章 オカルトの時代
(…なんて事ばっか書いてるので本当にヤバい人だと思われてそうですが、元ネタは森藤氏のマンガからです、念のため)
コマンド以前のミクロマンというのは、華奢な体付きで移動は乗り物。っていう、ちょっと知的で「オトナのカオリ」がするオモチャでした。
ロードステーション基地 CM
そしてスパイマジシャンの後、1977年にミクロマンコマンドが発売され、ミクロマン人気は絶頂期を迎えます。
左から、コマンド1号(イースト)、コマンド2号(シェリフ)、コマンド3号(タツヤ)当時品。カプセルにパーツ全付きで一体800円だもん、そりゃ買うわな。
かかかかっちょいい!モンク無し!
スタイルにはスマートな上に「力強さ」が加わり、足に付いた「反重力ジャンパー」によって単独でも空を飛び、蓄光素材で造られた胸の「発光ダイガード」からは、いかにもとんでもねぇ必殺光線を発射しそうな殺気が漂います。
コマンドは従来のミクロマン遊びに、イメージを壊す事無く「スーパーヒーロー遊び」のムードを加える事に成功し、「新たなステージ」の到来を感じさせてくれました。存在の全てが完成されており、乗り物や大きな基地が無くっても、人形だけでビシッと絵になります。G.I.ジョー玩具で言うならスネークアイズですな。
デザインにはミステリアスな古代文明のモチーフが加わっており、各種媒体でも、世界各地の遺跡やオーパーツなど、「謎の古代文明の遺産」とミクロマンが関わることが示されてゆきます。
ミクロマンコマンド CM
この時期には移動基地やサーベイヤーといった、機動性に優れた大型の乗り物基地が連続リリースされ、テレマガや冒険王のマンガでは、ミクロマンの機動部隊が世界中のミステリースポットを巡る展開が大人気でした。
森藤よしひろ氏によるテレマガ版では、未知の元素αH7と古代遺跡に隠された超科学を巡って舞台が世界中に拡大し、小さな世界の広大な冒険が読者を熱狂させます。
一方、新宅よしみつ氏の冒険王版では、毎回のストーリー原案を読者の投稿で構成し、当時の子供たちは勉強机でミクロマン・宇宙・古代文明の三大噺をひたすら妄想するという、ミクロマンとボクたちの冒険が繰り広げられたのであります。
「子供部屋から古代遺跡へ緊急発進」
これぞ当時のガキが体験したセンス・オブ・ワンダーなのです。
テレビマガジン版 コマンド1号、2号
コマンド1号はイースター島のモアイより、2号はエジプトのピラミッドより蘇ります。つまり、古代で眠りについたミクロマンです。
海外マイクロノーツでは、2号がファロイドとして発売されました。
コマンド3号は日本の青森県で、遮光器土偶より蘇ります。
コマンド3号はそれぞれにテツヤだのタクマだの日本人の名前が付けられており、妙に親近感がありました。
1号、2号の半重力ジャンパーは「ハネ」ですが、3号はなんと飛行機のジェットエンジンをくっつけており、当時の私は「日本由来はやっぱスゲェ。さすが先端技術の国だゼ!」と、妙に感心をしたのであります。
海外マイクロノーツ版では、ギャラクティック・ディフェンダーとして発売。
ミクロマンコマンド3号・レディコマンドCM
レディーコマンド(アイ) 当時品は顔メッキが残念なので復刻版で。
まさかの女子ミクロマン登場!自由の女神から出現って、えっ?古代文明は??
必殺技は、ラブ・スパーク!だ、だせぇ・・・
現代なら女子素体と言えばドル箱ですが、もちろん当時、そんなふやけたトレンドは存在しません。タカラ的には「女の子にも売る」という購入層拡大のための戦略だったんでしょうけど、やっぱり不発でした。
当時を知らない人にしみると、クールな未来ムードがウリのミクロマンに、ナゼに古代文明?と思われるかもしれませんが、要するに当時はこういうのが流行ってたのであります。
1970年代は、世間では空前のオカルト・ミステリーブームというのがあり、「ノストラダムスの大予言」を筆頭に、本屋には予言、ESP、UFO、超自然現象、古代文明のミステリーを扱った本が、子供向けからオトナ向けまでズラリと並び、連日テレビではオカルト特番が放送されまくリングなのでした。そして時は流れます。
第二章 大予言前夜に
1996年。ガレージトイメーカーの浪漫堂より、ミクロマンが史上初めて復刻されるや、既にヤングに成長していたかつてのチビッコ達は、ハートからサイフのヒモまで、全てをワシ掴みにされてしまいます。
最初の復刻は「5人目のコマンド1号」、全身金ピカのニクいやつ、M-150エッジ。
まさかの復活にファンは熱狂!コマンドは平成に爆発する新しいミクロマンブームの端緒を切り開く、夢のシンボルとなりました!
浪漫堂からはコマンド1号、2号の復刻の他、カラーバリエーションで同型の新キャラクターも多数リリースされますが、大予言前夜、98年末には本家タカラからも復刻ミクロマンが登場。カラバリ、限定品が何度も何度も出され、当時のファンはオレはコマンドを何個買い続けなければいけないんですか奥さん!と、声にならない叫びを上げていたと思われます。
そして浪漫堂、タカラ版、双方の復刻版には少々問題もありました。
足首がユルユルだったり、顔の造形がタルかったり、素材の自然崩壊問題、微細なバランスの違和感などですが、中でもこれは無いわというのが、タカラ復刻コマンド3号。
腕のディスカッターのハマリが浅くてポロリ落ちし易かったり、ヒザ関節が深く曲がらない等の細か~いイライラポイントに加えて、決定的なのが顔!
左:タカラ復刻版 右:当時品
タルいどころじゃありません!目なんてモールドどころか単なるクボミです!
復刻1号、2号の顔もやっぱタルいんですが、まぁガマンできる程度。しかし3号は顔が溶けてるぞ貴様というレベルです。
レディコマンド、左が当時品、右がタカラ復刻版
復刻レディーの顔造形は、全般的にタルいと不評の復刻ミクロの中では、なかなかしっかりしています。
あと足が細くなり、胸周りのモールドが深く掘られてバストが強調され、襟首の幅が異なっています。腰バックルのレリーフが丸みを帯びており、当時品が「太陽」に見えるのに対し、復刻版は「お花」。スカートがユルくてすぐ横滑りしますが、当時品は適度にシマってツルツル感はありません。
まぁ復刻版も、当時品と比較せずに「こういうもんだ」と思えばそのうち慣れちゃいます。入手もそれほど難しくないので、特に「マグネパワーズしか触った事が無いヨ」なんていう比較的新しいミクロマンのおともだち諸兄は、ゼヒ一度手に取ってみて下さい。懐古の枠にはとても留まらない、ガチの激ヤバ感を味わえると思います。
それでは準備体操も済んだところで、いよいよ沼の中へと潜ってゆきます。
第三章 緊急指令!怪文書の謎を追え!
Lux / Deep Down
私が当時品を気にしていたのは、実はコマンドのヘッドパーツについて、かなり気になる情報を目にしていたからなのです。ソースは2chの古い書き込みでした。
書籍「ミクロマン・クロニクル」(2004年8月刊行)、小川岩吉氏(ミクロマンやマグネモの開発者)のインタビュー記事内に、
「最初のミクロマンの顔は変身サイボーグの頭部を流用した」
「サイボーグの頭から可塑剤を抜き、縮めてミクロマンの型を作った」
という証言があったそうなのです。
※本を未所持なので原文は未確認です。
事実とすればなかなか衝撃的な話ですが、でも最初のミクロマン(M10X系)の顔って、サイボーグとは全く異なるニヤケたガイジンのオッサンじゃないですか。
ゼンゼンちゃうやんか!
さらに「サイボーグのヘッドから可塑剤を抜いてミクロマンサイズに縮める」という工程も、素材の収縮率などを考慮すると、そんな事が本当に可能なのか怪しげ。
そんな流れの中に、小川氏とも面識がある(らしい)人物からの補足説明が書き込まれ、これがまた輪を掛けてとんでもねー内容だったのです。
○記事にはエディターによる「記述漏れ」がある。
サイボーグの原型頭部を一発で縮小するのではなく、可塑剤を大目に混ぜて成型した物を可塑剤を抜く薬品に漬けて縮小し、金型を作ってまた縮小。の繰り返しで、ミクロマンサイズの縮小複製を作る事が出来る。
○通常、ミクロマンのヘッドはワックスで原型が製作されるが、ミクロマンに変身サイボーグの頭部を流用した物があるのは本当。
○初代も何らかの製品からの流用のはずだが、何が元かは不明。GIジョーかもしれない。
○コマンド1号はアンドロイドAから、コマンド3号は変身サイボーグ1号から、レディーコマンドはリカちゃんから頭部を流用している。
マジかよウソだろ!
と、いうわけで、ヌルくて比較には不適な復刻版ではなく、念願の当時品のツラをマジマジと確認してみたのですが、これが!
コマンド1号=アンドロイドA
激似であります。
コマンド3号=変身サイボーグ
1号、3号については文句無しですね。
レディコマンド=リカちゃん
これはどうでしょうかね~…
植毛フィギュアであるリカちゃんのヘッドを流用したとすれば、髪はもちろん追加の必要がありますし、輪郭などにもかなり修正が入っていると思われます。
または、一般流通の植毛リカを流用したのではなく、「髪型と頭部が一体成型のリカ商品」が存在したとか、世には出なかった試作のリカを流用したなんていう事だったのかもしれません。
ともあれ1号、3号の情報についてはほぼ間違い無さそうなので、レディー=リカの関係も相当信憑性が高まったと言えます。
書き込みにはコマンド2号の顔の由来についての言及は無く、2号は単純に新規で起こされたワックス原型だったのかもしれませんが、それではあまりにもロマンに欠けます。
こんな説はどうでしょう。
コマンド2号=ニューG.I.ジョー
当初の「初代ミクロマンの顔は変身サイボーグのクローン」という情報は、それはそれでかなりの説得力がありました。「極小人形の製作ノウハウがゼロだった時期の、苦肉の策」という推測が成り立つからです。
しかし、技術の円熟期に差し掛かるコマンド期となると、どう考えても新規で原型を造った方が時間も金も掛からなさそうで、「省力化が目的の流用」では説明が付きません。
やはりこの仕込みは、製作者が商品に込めたロマンとプライドであり、タカラ玩具は昭和の時代から楽しく狂っていたのだと考えたいものです。
第四章 逆進する未来
「ミクロマンとサイボーグ」と言うと、思い出されるのが、「トム」というミクロマンです。
トムの初出は昭和ビクトリー計画にまで遡り、変身サイボーグのパンフレットに、サイボーグと協力するために派遣されたミクロマンとして、名前だけが登場します。
画像出展:ガルガンガンダル氏のブログ内記事
トムの名前の由来は、恐らくヨーロッパの小人伝承、親指トムからだと思われます。←ここは後に、極めて重要な意味を持ちます。
「ミクロマン・トム」は当時商品化どころか姿すら無かったのですが、世紀末に再開される「新ビクトリー計画」において、サイボーグとミクロマンを繋ぐアイコンとして、やにわに表舞台に躍り出ます。
トムは「フィギュア王」に連載された小説、「サイボーグサーガ」や、ネオ変身サイボーグの玩具パンフレット、「サイボーグノート」において、サイボーグと共に戦う、ネオ・ノーチラスのミクロマンとして登場します。
参考リンク:ミクロマン・センチュリーセブン内
そして99年3月、プレステ版テレビゲーム、「ミクロマン・ジェネレーション2000」の懸賞人形として、初めて立体化されます。
画像はooku氏の「LEDストラップ」(千値練) カスタム版ミクロマン・トム
世紀末版トムの体はスモーククリアブラックで、アンドロイドAのカラーとなりました。ナンバリングは「M-100」で、初代ミクロマンの「前」、つまり一番古い番号が与えられています。
トムに対して新しく付け加えたこれらの「肉付け」は、一体何を意味し、どういった記号が隠されているのでしょうか。当時、世紀末ミクロマンをエニグマ化させていた暗黒秘密結社、タカラ文芸部のやる事ですから、「なんとなく」なんて事は有り得ません。
この謎を解く鍵となりうるのが、昭和のコマンド3号、M-172テツヤです。
彼は初代以外のOリングタイプのミクロマンとしては極めて異例な、セカンドカラーが無い全身単一色の素体です。
まるでマイクロノーツ素体。なんじゃこりゃ!と言いたくなる謎のクソ地味感ですが、もしかして、この色はアンドロイドAを意味していたんじゃないか?とか考え始めると、もうテツヤに対するワクワクが止まりません。
ここがタカラ玩具のディープな魅力でして、「何でこいつだけこんなにヘンなんだろう?」みたいな違和感を感じさせる物が時々混ざりこんでいるんですが、それがある日突然、一本の線、物語の中にビタッ!とハマる時があります。平成商品で言うとミクロマン・サイバーがそんな存在でした。
「昭和ビクトリー計画内のミクロマン」に関して、昭和が巻いた種とは、こうです。
①コマンドはサイボーグ世界からの「複製部品」を持つ。
②古代のミクロマンである「テツヤ」のボディーは、一般的なミクロマンとは異なり、アンドロイドA寄りに構成されている。
③昭和の商品パンフレットには「一寸法師もミクロマンだった」という記述があり、「トム」の名前も、おとぎ話の小人、「親指トム」に由来すると考えられる。
以上の要素に当時、統合された意図があったのかは不明ですが、98~00年に(秘密裏に)編纂、大統合されようとしていた世紀末タカラSFエニグマでは、上記の「断片」を基にして、トムの仕様を決定したのだと思われます。
①②により→ アンドロイドは「古代のミクロマン」と関わる。
③により→ トムは「親指トム伝承」の元となった、古代のミクロマンである。
平成のトムがアンドロイドAの体色を持ち、初代4人よりも古い認識番号を持つ理由とは、こういった必然からなのではないでしょうか。
80年代末から90年代末までのタカラSF文芸、玩具仕様は、「過去への逆進性」を必ず孕んでいます。物語のタイムテーブルが進んで行くと、その行き先が「進行形の未来」ではなく、いつのまにか「過去」に回帰しているのです。
和製トランスフォーマーでは、超神マスターフォース→トランスフォーマーV→トランスフォーマーZ→バトルスターズと流れてゆく中で、玩具コンセプトの視点では、ひっそりと過去に向かって逆行しており、ビーストウォーズも、セカンド、ネオ、メタルス、マシーンズの流れの中で、玩具、物語時勢は大逆走を敢行。そして時系列的なアンカー、「常に固定される現在」として、ミクロマン・マグネパワーズが存在します。
※この辺り、特にタカラSFランド内での「トランスフォーマーの位置」、「和製トランスフォーマーのイデオロギー闘争」については、いずれ詳細に語りたいと思います。
(中身はまた相当なアレなので、聞きたい人がいるのかは不明ですが)
第5章 幻視人
昭和ミクロマンのパンフレットには「一寸法師も古代のミクロマンだったのかもしれない」という記載があった事、古代地球ではコマンドが人類と協力して超文明を築き上げた事、ミクロマン・トムの世紀末版解釈が基礎となって、平成ミクロマンの世界観にも、古代のミクロマン、イッスーン(一寸法師)が登場し、古代人類とミクロマンとの関わりが示唆されました。
そして、アニメのビーストウォーズII、ビーストウォーズNEOのストーリーは日本神話をベースとしている事も明らかになりました。
御伽噺、「一寸法師」の物語原型は、日本神話の「スクナヒコ(少名毘古那)」に求められ、和製ビーストウォーズアニメーションの物語原型、「大国主の国造り神話」とリンクします。つまり、(99年当時の)「現代」がマグネパワーズで、それに遡る「神話時代」がセカンド、ネオなのです。
レッドパワーズは「未来」を示すため、物語上にアーサー帰還までの空白の15年を必要としたのです。
アンゴルモア三作品を一本の線で繋ぎ、ミクロマン世界とトランスフォーマー世界を一大叙事詩として統合する。これが世紀末タカラ文芸部の、壮大な秘密計画です。
和製ビーストとミクロマンの玩具は、実は異常に相性が良かったりします。
2000年に公式が推奨していた「レッパとカーロボとの絡み」よりも、実はよっぽどマッチしてたりします。カーロボはダイアクロン・アーキテクチャーですしねぇ。
ビーストとミクロマンで「神話時代の物語」を妄想するのも、刺激的な楽しみ方でしょう。
我が家的オオクニヌシ・スクナヒコ対イツツマタノオロチ(笑)
オロチと戦ったのはスサノオだろナメてんのかこのファック野郎!
ですって?いいんですよ、そんなこたぁ。
「古代の真実」なんて実際見たヤツ一人もいないんですから。世界中の神話、伝承は一つ残らずいいかげんが基本です。
ヒミカ様!
女王卑弥渦(ヒミカ)様の三大幹部、火之迦具土(フレイムコンボイ)、土蜘蛛(メタルスタランス・ゾンビVer.)、猫神(メタルスジャガー)。
フレイムコンボイは雰囲気と貫禄でチョイス。ゾンビタランスとメタルスジャガーは、それぞれボットコン・ユニバース展開やIDW社のコミック(ビーストウォーズ・アセンディング)で、「終戦後にこっそり地球に残って戦ってたヤツ」というくくりからチョイス。セカンド・ネオの後日譚に登場させるにはピッタリかなと。雰囲気もバッチリ!
邪魔大の主戦力、ハニワ幻獣のつくりかた。
イヤがるハニワ兵を土で作ったガワに無理矢理詰め込み…
窯に放り込んで素焼きにして完成。中の人は死にます。
弱点は体がカタい事。まぁハニワだからな。
猫神様はヘッドマスターとして転生。マグネットパワーでビルドアップ!
皆はこう呼んだ、鋼鉄ジャガー。死ねぇ!!
なかなか魅力的じゃないですかね。シーエムズのヒミカ様、超欲しくなってきたぞ。
ヒミカ様の宋女である阿伝Ⅱ世(アーデンパープルちゃん)と、三つの従者、ロデム(トライプレダカス・エージェント)、ロプロス(メタルステラザウラー)、ポセイドン(ゴッドネプチューン)。
阿伝Ⅱ世ちゃんはヒミカ様の近親者とされる邪魔大王国の姫だが、葦原神族(ミクロマン・TF)、邪魔大のどちらにも付かず、裏で暗躍する謎の存在。
ものすげぇ楽しい。陳腐な現実より、狂った幻想ですよ。
ZUNTATA / VISIONNERZ
ちなみに3号のカプセルに刻まれた三本線は、ミクロマンの産みの親である小川岩吉氏の名前をコッソリと仕込んだモノなんだそうです。
こういう「クライアントが気付かない所にコッソリ仕込まれた遊び」というのは、オモチャに限らず、料理、伝統工芸品、建築、造園などなど、職人の世界にはむか~しから存在するのです。
コマンド2号のカプセルのヒエログリフにも、当時のスタッフにしか理解できないメッセージが込められているのかもしれませんね。
コマンドはカプセルにも遊び心が一杯です。
全種のカプセルはこうやって人形の飾り台として使う事もできるのですが、接地しているレリーフ面はガタガタもせずにピタリと地面に安定します。芸術的です。機能美です。
で、この展開状態って、なんかどっかで見覚えがあるんだよな~…
と思っているうち、フと目に入ったのが、旧タカラ最凶のスーパーカルト、サイバトロン移動基地。
開き方がソックリ。
てかこれコマンドの巨大カプセル基地ですよ(笑)
床下の収納を含めると、6個のカプセルを搭載して閉じる事ができます。くそう、そういう事か。
世紀末タカラ玩具は、ものすごい考え込まれて作られていたような気もする一方で、全てが完全な天然の可能性も捨て切れないのが、とても恐ろしいと思いました。
プラの神さま、こんなとこでいいですか?