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ドンキーコングアクションベース 「ごりらちゃんと木のおうち」

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息子~ッ!キサマの部屋のロクヨンを今すぐによこせぇ~っ!

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ななな、何事だ?今度こそ本当にこの世の終わりか!?



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どうせまた、安っちィ~おもちゃを、リサイクルショップあたりで拾ってきたんだろ?

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ななな、なぜわかる!?さては貴様が恐るべきテレパシストだったのか!!

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脳みそ腐ってんのか。父さんのやる事なんかいつも同じだろうが!
で、今回は何?またウェブダイバー?

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いや、今回買ってきたのはこんなブツってわけよ。

1999年 タカラ ドンキーコングアクションベース
「決戦クランキーベース」
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うぉ~、ドンキーコングじゃん!おもちゃなんてあったのかコレ!

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あったんだなぁ、これが。
っていうか、とーさんもこれを店で見て、存在初めて知ったわ。アニメの放送(1999年10月)に合わせて発売されてたようだから、まさにミクロマン・マグネパワーズ終了と入れ替わりくらいのタイミングだろうな。
ソフビのキャラクターフィギュア(「ドンキーファミリー」シリーズ)は時々リサイクルで見かけたりもしてたんだが、こんなプレイセットがあるのは知らんかった。しかもタカラ製だぜ?

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う~ん、オレもドンキーはスーファミのも64のも遊んだけど、こんなのゼンゼン知らんかったよ。

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とーさんも、ドンキーコングと言えば婦女子を誘拐して鉄骨の上からタルを投げてマリオを抹殺!のほうのイメージだったんでな。どうも90年代以降の三代目D.Soul Blothersには馴染めず、スルーの人だったわ。
てか今でもファミコンで50m面とステージ間デモを追加した「ドンキーコング完全版」を出して欲しいと思ってるんですが。

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そういや、一番最初の「DONKY KONG」って、確かマリオのデビュー作だよね?

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そうともよ。そんで、ファミコンローンチのキラータイトル。「ゲーセンと同じ水準のゲームが家で遊べる!」っていう、ものすごいインパクトがあった。
ファミコンの「ケタ違いの高性能」を世間にアピールした、歴史的な一本だ。
ドンキーコングやドンキーコングJr.とか初期ドンキーファミリーは、スーパーマリオ登場以前にはマリオ以上の人気者で任天堂の看板キャラクターだった。
初代ドンキーコングは、黎明期アーケードゲームの傑作として海外でも絶大な人気と知名度があって、なんと熾烈なハイスコア競争がつい最近まで行われていたんだ。

初期はマリオも「マリオファミリー」ではなくて、「ドンキーファミリー」の一員からのスタートだったわけよ。

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う~ん、昔から人気があったんだねぇ。しかもマリオ以上か。

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90年代のドンキーは初代ドンキーの孫(父親はドンキーコングJr.)で、三代目に当たるわけ。
実は初代ドンキーも90年代ドンキーファミリーに登場してるんだけど、すっかりヨボヨボになっちまってなぁ…
このじじいだぜ?

クランキーコング(初代ドンキーコング)
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キン肉スグル以上のガッカリ感だな。

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川○真琴ちゃん以上のガッカリ感だ。
まぁ、それはともかく、このオモチャはメーカーがタカラ、しかも発売時期はタカラの狂気が頂点に達していた99年ってとこが気になって、買ってみたわけよ。
いろいろと面白かったんでオマエ今回も付き合え。

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イヤです。

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このガキャァ~っ!PS3のブラウザに残ってたオマエのネット検索履歴晒したろかぁ~っ!!

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オヤジのする事か、このくそじじぃ~っ!!

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結局付き合わされるハメになったか…

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安心しろ。オマエの骨はこの父が拾ってくれるわ。

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いろいろ間違ってる気がするが相手にしてもしょうがねぇな。
で、これどんなオモチャなのよ?

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ミニフィギュアと絡めるプレイセットシリーズ、「ドンキーコングアクションベース」のフラグシップアイテムだ。購入品はクランキーコングが残念ながら欠品だったが、主要なパーツはほぼ揃っている。
様々なギミックがあるんだけど、これがまたなんというか…

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しょぼいんでしょ。とーさんの買ってくるモノって、大体そういうオチだよな。

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いや、そう思ったんだけど、究極にして完璧だぜこれ。

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マジか。珍しいパターンだなぁ… 拍子抜けしたわ。
詳細キボンヌ。

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クチで説明するのもめんどうなんでマンガで説明するぞ。

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うひゃひゃひゃひゃ、なかなか楽しいね、コレ!
アニメのクランキーハウスに形がソックリで、アニメで出てたギミックも再現できんのね!
でもまぁ、アニメの関連商品としては、そりゃある意味普通っつうか、「究極」って、そこまでか?

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あのなぁ、普通が一番難しいって、わかるか?

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そうなん?

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タカラはもともと玩具主導で、アニメやトクサツ番組の映像は、基本玩具に合わせて作らせる会社なのな。でもドンキーはキャラもアニメも外部のコンテンツだぜ?

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あぁ、ドンキーに関しては、玩具に映像を合わせるんじゃなくて、玩具を映像に合わせたって事か。それでこのまとまりはスゴいかもね。

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簡単に「アニメに似せた基地玩具」って言うけど、昭和ポピニカの超合金基地はともかく、アニメまんまの建物基地オモチャなんて、そうそう見たことあるか?

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・・・無いかも。
密閉型だと戦艦型とかロボット型、ゼンゼンちげーショボくなっちゃったやつとか、屋根が無くって開きっぱなしの開放型とか、そんなイメージかな。

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まぁ、詳細に調べたら皆無っつーことは無いんだろうけど、それでもやっぱ玩具を先に企画して、アニメをそれに沿わす流れになるだろうな。
ドンキーのアニメも、オモチャの先行、または平行製作だった可能性も無いではないけど、アニメは任天堂が版権元で、フランスで企画、製作はカナダ。製作開始は1996年だぜ?そんなややこしい体制で、「コンテや脚本の段階からタカラの玩具仕様が食い込めた」とは、ちょっと考え辛いよな。

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なるほど。そう考えて改めて見直すと、なんかタイヘンなモノのように見えてこないでもない。

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そんで、以前からとーさんが考える理想のプレイセットの条件ってのがいくつかあんのな。

①フィギュアの導線、ギミックの配置がきちんと整えられている事
②「秘密」の隠し方、暴き方が定められている事
③元作品の世界観を再現している事

言うのはカンタンだけど、これ実現させるのって相当難しいぜ?「傑作基地多し」と言われるタカラ基地玩具だって、こういった条件を満たしてる物は少ない
「どうやって行くのかわからない場所の座席」とか、「そんなとこ通るか?ってとこにあるトラップ」とかな。「敵の侵入経路」と「迎撃方向」がチグハグだったりすると、それだけで醒めるジャン。

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「銃座の射角が固定」ってだけでも、据え置き型のプレイセットとしては、かなり遊びの幅が狭くなるよね。

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以上、(オレの)理想の条件を全て満たし、さらにアニメのまんまこのオモチャは再現性と、遊びの創造性を同時に満たしてるわけよ。

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確かにクランキーベースって、上の条件全部満たしてるね…
んで、バトル目的だけじゃなくて、外観に全く攻撃性が無いから「おうちあそび」の要素もあるし、このオモチャ女の子でもイケそうじゃん?

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実にイイとこに気付いたな。このアイテムは男玩のノウハウだけでなく、「リカちゃん」や「こえだちゃん」など、伝統タカラ女玩のおうち要素も取り入れられているのだろう。
普段はこういう、半密閉型の「家」だが

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トリガーバレル(タル)を押す事で、ギギギとゼンマイで家が展開する。

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これものすごく楽しいギミックだけど、何回か動かしたらゼンマイちぎれちゃった(汗)
手動で展開な。

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あぁ~、「こえだちゃん」っぽいねぇ~。

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一階部分の展開のスゴいところはまだある。
ゼンマイ動力でゆっくり展開するから、家の中に集合していたフィギュアが、ギミックが発動しても倒れずに分散するのだ。

こうなってたのが
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こうなる。
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地味にスゲーんだよ、こういうとこ。
展開する事で、両サイドの拡張フロアに干渉するんじゃないか。とか心配になるけど、その辺の対応も万全!

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全然ヘーキ。

2階部分の展開もゼンマイで、上部がゆっくりとオープン。
砲座は付け根がボールジョイントで自由に動いて、スティックでユーザーが操作して射撃遊びもできる。ミサイルの発射はボタンじゃなくてフック式だから、フィギュア(ドンキー)の手で叩いて、フィギュアに発射させている気分も味わえる。

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別売の敵フィギュアを持って無くても、箱のベロを切り取ると「マト」になるぞ。

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ビンボーくせぇな(笑)

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しかし、言ってみりゃ箱のベロまで含めて、細かい部分の練り込みがハンパ無いわけよ。

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しかし、拡張フロア?あぁ、コレ別売りの商品に繋げられるんだ。飛行機やヘリとかのビークル、ドンキーハウス(ドンキーコングの家)とかと接続できるんだね。

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ダイアクロンとか、トランスフォーマーZのようにな。
アクションベース用のフィギュアは「ドンキーコレクション」と言って、サイズはいわゆるビーストフォーマーサイズ。だからビーストコレクションやカバヤの食玩とも完全互換で遊べるぞ。

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ビーストフォーマーは以前あぶら超人君に譲っていただいたモノだ。超人君、ありがとう!役に立ったぞ!
フロアには別売商品の武器パーツを接続できるように5mmジョイントが空いてるんで、ナニゲにこういう遊び方もできる。

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スゲーなこれ。タカラどうぶつランドじゃん(笑)
てか、スターウォーズの「ウーキーのおうち」でもイケそうだね。

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世紀末、タカラ男玩を総決算するようなオモチャがミクロマン・マグネパワーズだったけど、こいつは(ビーストフォーマー、ミュータント・タートルズあたりから発生した)タカラ獣人玩具の歴史の総決算と言えるな。
「劇中完全再現」の皮をかぶった上で、クソミソまでにタカラテイストを盛り込み、しかも商品に破綻が無い。キチガイ的傑作オモチャと言えるわ。
アクションベースはもちろん他に持ってないから、ウチ的にはこんな風に拡張してみた。

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「遊びがワイド」意外の言葉が出てこね~な!

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いや確かに、こりゃスゴい。お高かっただろ。いや、そんなわけね~か、とーさんの事だからな。当ててやろう。
リサイクルショップで1000円。

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ななな、なぜわかる!?さてはやはり貴様が恐るべきテレパシストだったのか!!

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で、その1000円、どした?

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かーさんから預かった今日のとーさんとお前のメシ代だ。
今日オレらメシ抜きな。

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じじじじじじぃ~っ!





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